「被塗物への付着物の除去」「表面欠陥の修正」「塗膜との付着性付与」「プラスチック製被塗物への導電性付与」などを目的として、塗装前に被塗物に行う処理をいう。
二つの相の境界をなし、物質の移動速度に影響を及ぼす薄い物体。
膜、またはエレメントが、所定の性能を維持して使用できる期間。
塗料がガン内部を通過するとき、ガン内壁と接触し、塗料を帯電させる方式。この場合、ガン内壁と塗料の樹脂の種類(帯電列)が帯電効率に大きく影響する。塗料の選択に制限があり、コロナ帯電式が主流であったが最近では塗料が改良され、性能の良い摩擦帯電用塗料が普及し、また帯電効率を向上させる添加剤の登場などで、この方式も普及してきている。
塗装してはいけない部分に塗料が付着する事を避けるため、物理的遮蔽をする工程。テープシートや冶具マスクによって、塗装をしたくない部分を隠すのが一般。
事業者が産業廃棄物の処理を委託する際に、処理業者(運搬や焼却などの許可を受けている業者)に交付する伝票のことで、 正式には産業廃棄物管理票という。
人間が直接操作する人工の手(操縦ロボット)。
多点駆動の制御方式の一種で、コンベヤの負荷変動によって変動するモーターの回転数を検知し、他の駆動装置に同調するようにしたもの。
静電塗装において、塗装機に対向する被塗物の側面、裏面まで塗装できる能力をいう。これは印加電圧、吹付距離、塗料、被塗物の材質などの塗装条件によっても変わる。
マンセル表色系に基づき、色を色相・明度/彩度で表示したもの。表示例: 5R4/1.2等。但し、無彩色は明度しかもたないため、Nの後に明度値を付けて表示する、表示例: N7。
主に金属表面の脱脂・化成をした後の洗浄水を蒸発させるのが目的。温度は80〜150℃、時間は5〜10分で金属の板厚により決められる。形状で液溜まりが避けられない場合はエアブローを設置する。
塗膜が被塗物表面に対するはがれにくさを評価する。碁盤目試験法やプルオフ法などがある。また、付着力低下を起こす浸漬試験や暴露試験等を行った後に実施する場合もある。
類似語: 付着性試験
塗膜がミミズ腫れのように筋状に盛り上がる現象。拭き取りムラなどによって起こった下地表面の表面張力差異によって発生する。
ポンプのピストン上下終端の切替点で生じる液圧力の低下から発生する塗料圧力の変動現象。この状態を低減する方法に脈動吸収装置(アキュムレータ)や塗料レギュレータを設置することが一般的。
同義語: 息切れ
形状認識制御において、被塗物を反転して表裏を塗装する場合に使用する制御。表側の被塗物形状を認識し塗装した後で、被塗物を反転させ裏側の塗装に移る。この時、表側で認識した被塗物形状を鏡に映したように反転(ミラー変換)させて利用する。
広義にはすべての塗装機の霧化機構を指すが、狭義には回転霧化式静電塗装機の噴霧部のことを指す。この代表的なものとして、ベル(カップ)形、ディスク(円盤)形がある。
同義語: スプレーヘッド、アトマイザー
前処理工程の洗浄水を蒸発等により処理して排水をしない方式。各種の方式があるが、エネルギーコストが高くなるのが問題。
塗膜面に発生する色の濃淡、膜厚の不均一、たれ、ズレ等で発生する塗装表面の不均一の状態。
塗料中にアルミ粉などの銀粉を含んだ塗料。銀粉が塗膜中にランダムで乱反射するほどキラキラ感が上がる。
メッシュとは網目状という意味で、塗料やエア経路に流れ込むゴミや異物を除去するフィルタに用いられる。網目の細かさなどを指す場合に、#(シャープ)記号を用いて表す。
本来は排気処理装置のフィルターの繊維の厚み、重量を表わしていたが、現在ではフィルターの単位体積あたりに使われている活性炭の質量。
活性炭重量(kg) / メディア体積(m3); 単位: kg/m3
被塗物の塗装面に対し、塗装機を垂直に向けて塗装する方法。塗着効率が最も良いとされる塗装機の向きである。
1本、または1枚以上のエレメントを容器に納め一体化したもの。