塗料・塗装のSDGsとカーボンニュートラルへの革新技術

CEMA: 第22回 技術シンポジウム
2022.10.20(木) オンライン開催

   


  開会挨拶 日本塗装機械工業会
会長
佐伯さえき直泰なおやす
10:00~10:05
基調講演 1 カーボンニュートラルへの塗装の対策 日本塗装機械工業会
専務理事
平野ひらの克己かつみ
10:05~10:55
2050年カーボンニュートラルに対して、塗装がどう対応するかの具体策を原材料、塗装工程、産業廃棄物などLCAの観点から、対応方策を示すとともに、具体例でCO2の算出方法と数値を示す。塗装系は溶剤系、粉体、水性別にまた塗装方式は噴霧、電着、ロールコーター別に例示する。
2 一般工業製品の塗装仕様と今後の塗料動向 日本工業塗装協同組合連合会
事務局長
鈴木すずきゆずる
11:00~11:50
一般工業向け塗料の概要と環境対応、一般工業塗料の分野別塗料・塗装仕様、更にはその将来仕様について解説する。各分野の要求される性能の違いや被塗物の形状により、塗料は、分野ごとに異なり、その塗装仕様も異なる。したがって、将来仕様は各分野によって、制約もあり、さまざまである。しかしながら、塗料分野での環境対応は業界としての責務であり、水性塗料や粉体塗料に切り替えていかなければならない。
一般講演 1 IoTシステム「OLDAS」と塗装現場への導入課題 オーウエル株式会社
事業企画部ソリューションデザインG
青柳あおやぎ賢司けんじ
12:50~13:35
製造現場へのIoT導入が叫ばれて久しいが、塗装現場においてはそのデータ収集の難しさや費用対効果の問題等から導入について遅れているのが現状である。当社ではこれら問題を解決すべく、「OLDAS」を使用したシステムの仕様検討からお客様の課題解決までワンストップでの提供を目指しており、将来的にはマシンラーニングによる品質不具合予知も開発中である。
本日はその「OLDAS」システム構成、及びこれまでの活動における事例等を紹介する。
2 塗料調合のジャストインタイムに貢献する自動希釈装置 旭サナック株式会社
塗装機械事業部営業技術部
纐纈こうけつひろし
13:40~14:25
塗装現場では製品品質を安定させるため、塗装作業や環境の見える化を行い、管理するニーズが高まっている。塗装作業を管理していくなかで、塗料の調合工程 (塗料の希釈工程) が注目されている。塗料希釈工程では (1) 希釈剤を投入する際の誤差やバラつき (2) 作業者のポカミス (3) 属人化が課題となっている。今回それらの課題を解決し、ジャストインタイムにも貢献できる新たに開発した自動希釈装置を紹介する。
3 マスクレスを目的としたジェッティングシステムによる部分塗布の実際とその効果 タクボエンジニアリング株式会社
上村うえむら一之かずゆき
14:30~15:15
マスクレス コーティングシステムは、名前の通りマスキングを行わず、要求する箇所へ塗料を無駄なくダイレクトにコーティングする構造を持つ。塗布対象は、小型部材の部分塗布 (凹) であり、実際の導入環境で「消費・廃棄」両エネルギーのダウンサイジングを実感する機会を得た。本講演ではターゲットを小型部材に特化したスタンドアロン型コンパクトシステムを紹介する。
4 カーボンニュートラルへの取り組み~塗装乾燥炉における水素バーナーの開発 株式会社ヒートエナジーテック
営業統括本部営業部
新山にいやまおさむ
生産統括本部 技術部
藤田ふじた淳一じゅんいち
15:20~16:05
ヒートエナジーテック (HET) のカーボンニュートラルに対する取組のご紹介。工業用の水素バーナは既に実用化されているが、低温域、とりわけダクトヒータ (エアヒートバーナ) と呼ばれるダクトインタイプの水素直接燃焼式熱風発生装置については我が国では実用化されていない。塗装乾燥分野での弊社主力製品であるAH-NM型熱風発生装置の水素対応型を東京瓦斯株式会社と共同開発した。本講演ではその概況を報告する。
5 塗装用乾燥炉のナオス・サゲル・トメルによるCO2削減 トヨタ自動車株式会社
滝島たきしまかい
16:10~16:55
塗装工程ではブース空調に次いで乾燥炉が36% ものCO2を排出している。乾燥炉における最大の負荷となっている給気の加熱負荷 (外気負荷) を減らす為には給気量の削減が有効だが、背反として車両から揮発するVOC分による品質不良や脱臭不足 (近隣クレーム) のリスクが発生。
そこで、生産台数に合わせて給排気量を調整し、品質不良や脱臭不足を起こさず排出CO2を削減する、塗装用の高効率乾燥炉の開発を行った。
  閉会挨拶 CEMAシンポジウム実行委員長
多田ただ洋一よういち
16:55~17:00

   


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