CEMA: 第25回 技術シンポジウム
2025.10.15(水) オンライン開催
受講料: 8,000円
開会の挨拶 | 日本塗装機械工業会 会長 服部修一 | 10:00~10:05 | ||
基調講演 | e-methaneで実現するCN社会 | 東京ガス株式会社 家中進造 | 10:05~11:00 | |
都市ガス業界が2050年のカーボンニュートラル実現に向けて「切り札」として期待するメタネーション(e-methane)について、技術開発の現状や社会実装に向けた動き、さらにはビジネス化における課題などを報告いたします。 本講演を通じて、カーボンニュートラル社会実現に向けた都市ガス分野の可能性について理解を深めていただければ幸いです。 | ||||
一般講演 | 1 | あらゆる表面をカガクで変える~持続可能な社会の実現のために~ | 日本パーカライジング株式会社 福岡慶久 | 11:05~12:00 |
当社が持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいる表面処理事業についてご紹介します。 低温脱脂対応の薬剤システム、環境適応型低温化成、ジルコニウム化成、低温乾燥薬剤、自動滴定装置など、当社が保有する各種サステナビリティ技術の特徴と現状を解説します。本講演が当社をご理解いただくきっかけとなれば幸いです。 | ||||
2 | 自動車塗装CN研究会の取り組み | 株式会社SUBARU 矢野健太郎 | 13:00~13:55 | |
2022年10月に発足した「自動車塗装CN研究会」の活動内容と、その基本的な考え方についてご紹介します。 2050年の温室効果ガス排出ゼロに向け、自動車メーカー各社から代表が参画し、「自動車塗装プロセス改革の方向性」について検討を進めています。 本講演では、研究会全体の概要に加え、分科会の一つである「エネルギー置換WG」の取り組み状況と最新の検討内容について紹介いたします。 | ||||
3 | CNへの取組み~塗装乾燥炉への水素ガスバーナー導入事例と今後の課題~ | 株式会社ヒートエナジーテック 加藤聡根 | 14:00~14:55 | |
2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みの一例として、当社グループ会社である株式会社桂精機製作所・山梨工場の塗装乾燥炉において、水素混焼式熱風発生装置を導入した事例をご紹介します。 水素燃焼が塗膜に与える影響などの実証実験を通じて得られた成果や課題について報告し、水素利用拡大に向けた実践的な知見をご提供いたします。 | ||||
4 | 脱炭素社会に貢献する粉体塗装技術~塗着効率100%を目指して~ | 旭サナック株式会社 酒井雄大 | 15:00~15:55 | |
脱炭素社会への関心が高まる中、塗装工場におけるCO2排出削減も重要なテーマとなっています。 当社では、粉体塗装の塗着効率を100%に近づけることにより、塗料の回収再利用を最小化し、塗装機だけでなく周辺設備のエネルギー消費を低減する取り組みを進めています。 本講演では、当社の粉体塗装機、粉体塗装システムと脱炭素に向けた研究開発の現状についてご紹介いたします。 | ||||
5 | MOTOFEEDER TILTコンセプトと協調塗装 | 株式会社安川電機 吉野勝彦 | 16:00~16:55 | |
塗装工程で直面する課題を解決し、カーボンニュートラルに貢献する新たなアプローチとして、当社の「MOTOFEEDER TILT」とロボット制御技術を組み合わせた協調塗装システムをご紹介します。 ワークとロボットが、軌跡と相対速度を保ちながら相反する動作を対になって行うことで、品質、コスト、保守性において大きな効果を発揮します。次世代塗装技術の一端をお伝えします。 | ||||
閉会の挨拶 | CEMAシンポジウム実行委員長 林慶一 | 16:55~17:00 |