実績
- 2010年度上期(2010年4月~9月)実績は、前期(2009年10月~2010年3月)比:102.7%と5半期目にプラス成長となったが、依然として厳しい販売状況であり、国内出荷金額は減少傾向が継続している。
- 輸出は、回復基調であり、中国・タイ・インド・ベトナム向けが牽引した。なお、国内出荷金額と輸出出荷金額において、出荷統計開始以来初めて、前期に輸出出荷金額が国内出荷金額を上回り、今期も同様であった。今後ともこの傾向は強まると予測される。
- 業種別において、自動車部品向け出荷金額は前期比での減少幅が比較的少なかった。これは、コストダウン対策としての設備投資によるものである。
2010年下期見込み
- 2010年度下期(2010年10月~2011年3月)も塗装設備出荷金額は、2010年度上期と同程度の出荷金額を見込む。
ただし、全体的にお引き合い数は微増傾向であり、2011年度上期(2011年4月~9月)には、塗装設備出荷金額は回復傾向に向かうと予測する。