実績
- 2010年度下期合計の出荷金額は、239億円で前年同期比138%と増加。2008年度上期以来のプラス成長となる。尚、2010年度下期はリーマンショック以前の2007年度下期対比58%であった。
- 2010年度通期では前年度比109% (2007年度通期対比63%) であり、国内101%、輸出117%と、輸出が牽引し増加となる。輸出では、インド・中国・東南アジア向けの自動塗装装置が大きく寄与した。特に東南アジアでは、タイ・マレーシア・インドネシアへの輸出が好調であった。尚、国内では、四輪車両向けでの設備投資計画延期となっていた塗装設備の納入により前年比101%であり、引き続き国内市場は厳しい状況である。
- 2009年度下期と2010年度上期の輸出出荷金額が国内出荷金額を上回っていたが、2010年度下期実績では国内出荷金額が輸出出荷金額を上回る結果となった。しかしながら、2010年度通期では輸出出荷金額が国内出荷金額を上回る結果であり、今後ともこの傾向は強まると予測される。
10年度上期見込み
- 2011年度上期予測は、国内は厳しく、輸出が微増の予測から、全体として2010年度下期と同程度の出荷金額を見込む。
- 国内のお引き合い件数は増加傾向であるが、計画のみの場合が多く、厳しい状況が継続すると予測。
- 輸出は受注残からも、インド・中国・タイ向け出荷が引き続き好調に推移し販売を牽引と予測。特に、自動車ボディー・自動車部品・建機・IT製品関連の設備投資が好調に推移すると予測。