実績
- 2012年度上期合計の出荷金額は、294億円で前年同期比149%と増加のプラス成長となる。リーマンショック以前の2008年度上期比では76%であった。
- 国内出荷金額の前年同期比は240%と大幅増加であり、輸出出荷金額は前年同期比101%と同程度であった。2009年度上期以来、輸出出荷金額に対し国内出荷金額が上回った。
- 国内出荷金額は、大形塗装設備である自動車ボディー塗装設備の納入があり、また、東日本大震災で中断となっていた塗装設備の納入や、既納塗装設備の改善改修工事があり、前年同期比240%と大きく伸長した。
- 輸出出荷金額は、期初の見込みではインド・中国・インドネシア・メキシコ向け塗装設備の納入により増加と予測したが、中国向けのみの実績に留まり、その他の輸出は下期にずれ込んだことから、前年同期と同等な出荷金額であった。
2012年下期見込み
- 2012年度下期予測では、国内向けは2012年度上期の大形塗装設備物件が無いことから厳しいと予測。輸出向けは上期から下期となった塗装設備の出荷により増加の予測。2012年度下期全体としては、2012年度上期に対し微増の出荷金額を見込む。
- 国内出荷金額は厳しい見込みであるが、東北エリアでの復興が着実に行われてきたことと、また、消費税増税前の需要予測に伴い、建材/住設機器の増産体制に向けた既納塗装設備の改修改善に関わるお引き合いが活発と予測。
- 輸出は、下期にずれ込んだインド・インドネシア・メキシコ向け自動車ボディー/自動車部品塗装設備の納入により好調に推移すると予測。